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映画「ジョアンナ」1960年代のおとぎ話

朝起きてカーテンを開けると、あたりは白一色の世界。昨晩から降り続いた雪が今年も札幌に冬を運んできたようだ。雪はなぜか昔の記憶を一緒に連れてくる。こんな日は、遠い思い出に浸るのも悪くない。

ということで手に入れていたDVD「ジョアンナ(1968マイケル・サーン監督)」を朝から鑑賞。48年ぶりの再見。窓から雪を眺めつつの映画鑑賞はなかなかオツなものだ。
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1968年に作られたこの英国映画はロンドンを舞台にした当時最高にヒップな映画だった。賢いとは言えないけど、純粋で人を信じやすいジョアンナの奔放な生き方を綴った「伝統的な社会や制度を否定し、個人の魂の解放を訴えた」カウンター・カルチャーが席巻していた時代の要求に沿った、今この年齢で見ると、ちょっと辛いストーリー展開なのだけど、殺人を犯し牢屋に入る恋人の子を産むため故郷に帰るジョアンナを映画制作スタッフ、登場人物たちがダンスとともに温かく見送るカーテンコールシーンの素晴らしさは48年たった今見ても色あせていない。1960年代のおとぎ話を作り上げた制作陣の映画/映像センスは素晴らしい。

あの時代、映画は教師だった。自分の女性観も映画によって育まれた部分が大きい。スコット・ウォーカー歌う挿入歌も素晴らしい。ウォーカー・ブラザーズに在籍しポール・マッカトニーと日本では人気を二分していた彼には「ジョアンナ」というヒット曲があるが、それは映画の曲ではない。
Weightgegevieve


WHEN JOANNA LOVED ME

When Joanna loved me
Every town was Paris
Every day was Sunday
Every month was May

When Joanna loved me
Every sound was music
Music made of laughter
Laughter that was bright and gay

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